近代水道の一覧
明治から昭和戦前期を中心とする近代水道施設。 このテーマに該当する水道施設・水道遺産を一覧で掲載しています。
11 件
桑名市諸戸水道給水塔
桑名市太一丸に残る諸戸水道の給水塔。煉瓦造の八角形基部と円筒形塔体からなり、直径3.4メートル、全高5.0メートル。本体下面には3本の鋳鉄管が残る。桑名市は、邸内への給水と余剰水を公衆へ開放するための貯水槽だったと説明している。給水塔単体の建設年と容量は現行公式資料では確認できない。
淀橋浄水場
1898年12月1日に給水を始め、東京の近代水道の起点となった淀橋浄水場。1965年3月31日に閉鎖され、跡地は東京都庁を含む新宿副都心へ転換された。
旧美歎水源地水道施設
1915年に完成した山陰地方最初の近代水道施設。貯水池堰堤、量水堰、5基の緩速濾過池、接合井、量水器室などが一体で残り、国の重要文化財として季節公開されている。
本河内水源地水道施設
1891年の高部堰堤・高部配水池と1903年の低部堰堤からなる、日本最初期の近代水道施設。現在も稼働し、2017年に国の重要文化財へ指定された。
舞鶴旧鎮守府水道施設 旧第二配水池
1901年に築かれた舞鶴旧鎮守府水道施設の煉瓦造配水池。面積551平方メートルで木造上屋、送水・排砂設備を含み、2003年に重要文化財へ指定された。北吸配水池は外観のみ公開されている。
奈良市奈良阪計量器室
1922年竣工の奈良市創設水道に含まれる奈良阪計量器室。創設時の姿を伝える水道施設群の一つとして、2017年に土木学会選奨土木遺産へ選定された。
奈良市高地区配水池
1922年に給水を開始した奈良市創設水道の施設群に含まれる配水池。奈良阪計量器室などとともに創設期の姿を伝え、2017年に「奈良市水道関連施設群」として土木学会選奨土木遺産に選定された。
旧朝日町浄水場配水塔
1923年10月25日に完成し、1924年1月1日の給水開始から1966年7月8日の朝日町浄水場廃止まで高砂町への配水を担った鋼製配水塔。リベット接合の6本の鉄脚が直径6.0メートル・水深8.8メートル・容量200立方メートルの円筒形水槽を支える。官営八幡製鉄所製の鋼材を使い、川崎造船所が組立加工した。2003年3月18日に国登録有形文化財となり、現在は高砂市文化会館駐車場のシンボルとして保存される。
千葉県企業局千葉分場1号配水池
1937年2月に竣工した千葉分場内の円形配水池。内径29.0m、貯水容量2,770m³で、2017年10月27日に国登録有形文化財となった。千葉分場全体の配水池容量4,040m³とは分けて扱う。
千葉県企業局栗山配水塔
1937年2月に竣工した栗山給水場内の円筒型高架水槽。高さ31.9m、貯水容量3,534m³、2017年に国登録有形文化財となった。給水場全体の配水池容量とは異なる。
千葉県水道局千葉高架水槽
千葉分場内に1937年2月竣工した正十二角形の高架水槽。高さ30m、貯水容量475m³、2007年7月31日に国登録有形文化財となり、土木学会選奨土木遺産にも認定されている。